資産運用

【失敗談】保険で資産運用ってどうなの?

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保険には大きく分けて「掛け捨て」と「貯蓄型」がありますが、当たり前のように保険に加入してしまっているという方が多いのではないでしょうか?

 

掛け捨てと貯蓄型のどちらに加入すればいいの?

 
 

結婚したし、家族が増えたので早く保険に入らなきゃ…

 

 

と焦ってとりあえず営業マンに言われるがまま加入してしまった・・という方、ちょっと待って下さい!それらの保険は本当に必要なのでしょうか?

本ブログでは私の痛い実体験を基に“資産形成は保険でするべきではない”理由についてお話します。

私は2018年4月から2020年4月までの2年間、死亡・高度障害保障を付帯しながら資産運用もでき、契約満了日に生存していた場合には満期保険金を受け取れる変額保険に加入していました。

そして結局、2年間で解約した為、24万円を支払い17万円損しました。

 

保険の内容

・60歳まで毎月1万円積立
・死亡保険 600万円
・特別勘定の運用実績に応じて満期保険金が受け取れる

 

保険に加入した理由

・結婚して家族ができたから(将来的に子供も欲しいと思っていたので)
・友人から良い人がいるから話を聞いてみたら?と保険営業マンを紹介された

単純な理由で気軽に営業マンに会い、毎月1万円で死亡保証もつけながら資産運用もできるならお得!くらいに考えてその場で契約をしてしまいました…

 

でもこのコロナ禍で家にいることが多くなったのでお金の勉強を始め、自分の保険を見直して見ると

 

✅ 死亡保険金の600万円は普通預金で貯められる金額である (共働きで数年働けば貯金できる)

✅ 資産運用はプロに任せるアクティブファンドではなく、インデックスファンドで運用した方がパフォーマンスが良い

 

ということに気付き損をしてでも途中解約をして一からやり直すことにしました。

ここからは、何故資産形成は保険でやるべきではないのか?についてお話します。

保険加入を考える前に知っておくこと

ポイント①

✅ 高額療養費制度の活用

 

民間の保険に自分で加入しなくても公的な医療制度の一つとして高額療養費制度があります。

高額療養費制度とは、家計の医療費負担が重くならないよう1ヶ月の医療費が限度額を超えた場合一部を負担してくれる制度です。

 

※厚生労働省公式HPより引用:https://www.mhlw.go.jp/content/000333280.pdf

 

年齢や収入に応じて毎月の限度額は変わり、負担額を軽減できるケースもあります。

 

負担額を軽減できるケース

・限度額を超えた月が3回以上続いた場合4回目から負担額が軽減される
・同じ医療保険に加入している家族がいると合算できる

 

高額療養費制度の詳細についてはこちらからご確認ください。

 

ポイント②

✅ 所属している会社の団体保険の内容を調べておく

 

これは勤めている企業の規模や福利厚生の手厚さによりますが会社で団体保険に加入している場合、所定のケガや病気で通院・入院した場合に保険適用されるケースがあります。

また、亡くなった場合も年収や勤務期間に応じて遺族へ保証金を支払ってくれるケースもあるので勤め先の福利厚生を再度調べておきましょう。

ちなみに私の場合は、妊娠期間中に妊娠糖尿病になってしまい、4日間入院をしたのですが、会社の団体保険から5,000円/日×4日分支給されました。事前に調べておかなかったら請求できなかったので足しになりました。

 

保険で資産運用をするべきではない理由

これまでに述べた公的な制度にプラスして医療費を備えておきたい、という方は民間の掛け捨ての医療保険に加入しても良いかもしれませんが、基本的には必要ないと私は思います。

ましてや、資産運用の機能も保険に求めるべきではないと思う理由はこちらです。

 

保険で資産運用をすべきではない理由

・コストがかかりすぎている

・長期間資金ロックがかかり急に資金が必要になった場合に引き出せない
 (途中解約すると大きく元本毀損する恐れがある)

 

保険には契約者の積立金や運用資産から自動的に引かれているコストが大きく分けて二つあります。

 

①保険関係費・・・保険契約の維持費に必要な費用や死亡保険金を維持するために必要な費用

②運用関係費・・・運用している投資信託の管理、運用に必要な費用 (=信託報酬みたいなもの)

 

変額保険で運用している投資信託は、プロのファンドマネージャーが運用しているアクティブファンドになるので信託報酬はインデックスファンドに比べてかなり高く設定されています。

私が契約していた変額保険は、安定成長型、積極運用型、日本株式型、外国株式型など運用方針に応じて複数コースがあり、信託報酬は年率0.5%〜1%程度でした。

 

 

投資信託を保有しているだけで自動的にかかるコストが信託報酬だよね。
インデックスファンドは0.1%程度だから5〜10倍もコストがかかってるんだね・・

 
 

投資で利益を出す秘訣はいかにコストを低く抑えるか、がポイントだよ。
保険関係費は保険会社は詳細は開示していないけど、1〜2%が目安らしいよ。

 
 

インデックスファンドで自分で運用したら、買付手数料無料の商品も沢山あるよね。しかも信託報酬は0.1%だし・・・
変額保険で資産運用をした場合と比べて最大30倍もかかるコストに違いが出るってことか・・・それは儲かるものも儲からないね。

 
 

そうだよね。間接的にかかっているコストが高すぎるからせっかく利益が出ても長期で運用すればするほど手元に残る利益は少なくなってしまうね。

 

 

資産運用の面を切り取ると変額保険で運用するのはいかに間接コストがかかっているかご覧頂けましたでしょうか。

 

死亡保証は必要であれば、毎月500円程度〜の掛け捨て保険もあるのでわざわざ資産運用と一緒にやる必要はなさそうですね。

インデックスファンドでの資産運用と、変額保険での資産運用の成果について、より具体的に金額的なイメージを持てるよう、下記の条件で運用シュミレーションをしてみました。

運用シュミレーションの条件

・毎月2万円の積立を30年間継続 (変額保険の場合は掛け金)
・平均年率3%で運用
・30年後に満期保険金が受け取れる

 

  変額保険で運用した場合 インデックスファンドで運用した場合
10年後の資産合計
(=払戻し金)
226万円 284万円
20年後の資産合計
(=払戻し金)
526万円 685万円
30年後の資産合計
(=満期保険金)
931万円 1235万円
※A社の某変額保険のシュミレーションの場合(社名と商品名は伏せています)

 

変額保険で資産運用をした場合と、インデックスファンドで運用した場合で30年後には300万円以上も差がでています。

インデックスファンドも国内債券100%のような安定コースを選ぶと平均3%のリターンは難しいですが、米国株中心の積極運用コースを選ぶとリーマンショックのような暴落フェーズが運用期間に入ったとしても平均3%のリターンは狙えるのではないでしょうか。

また、保険は短期で解約すると解約控除 (解約手数料みたいなもの)がかかり損をする可能性が高く、私が加入していた保険は、10年以内に解約すると解約控除がかかる仕組みでした。

保険営業マンに解約の意向を伝えると、解約ではなく払済保険への切替を提案されました。

払済保険とは

保証金額は減額になるが、保険料の払込みを止めても保証が継続できる制度。
払戻し金を元手に特別勘定の運用は継続される。

 

契約してから2年で解約すると大きく元本毀損するので、解約ではなく払済保険へ切替る選択肢もアリかな・・と思ったのですが払済保険への切替には下記条件が必要とのことでやめました。

 

払済保険への切替の条件

・切替時の基本保険金額が50万円以上であること
・保険料払込年数が10年未満の場合は積立金から解約控除 (解約手数料) がかかる

 

基本保険金額とは、死亡保険金を算出する際の基準になるもので、毎月1万円の掛け金だと、5年〜10年間は継続しないと払済保険へ切替ができないと説明を受けました。

もし変額保険を契約している方で10年以上継続している方は、保証は減額になりますが特別勘定の運用は継続されるので払済保険への切替えを検討してみてはいかがでしょうか?

浮いた毎月の掛け金をインデックスファンドで運用すればここから先の数十年で最終的な受取り金額が大きく異なってくるかもしれませんね。

また、保険は途中解約すると元本既存の確率が高まるので長期間資金ロックがかかります。

インデックスファンドで運用した場合、長期運用が前提ではありますが、まとまった資金が必要な時はいつでも売却できるので流動性は高いです。

こんな時は保険加入を考えてみよう

 

保険で資産運用はしない方がいいのは分かったけど全く保証の備えがないのは不安だなあ・・・

 
 

そんな時は掛け捨てで必要な保障のみ契約するといいと思うよ。

 

 

私は女性特約が付いている医療保険を最低限の金額で加入しています。

女性特有の病気やガンに手厚い保険で、出産を控えていたので帝王切開になった場合、10万円支給されるということもあり解約せずに継続していました。

実際、妊娠期間中に「妊娠糖尿病」になり4日間入院したため、1万円/日×4日分が支給されましたし、所属している会社の団体保険から2万円支給されました。

入院費用は合計で75,000円かかったので実費は15,000円でしたね。

今継続しているこの医療保険は毎月の掛け金が2,300円程なのでこのくらいの負担で女性特有の病気の保障が得られるのなら・・・と考えていますが今後長期間契約するとなると、馬鹿にならない金額になっていきます。

毎月の掛け金と保険に加入することで得られる精神的な安心感を天秤にかけて納得できるのなら掛け捨ての保険は加入してもいいと私は思います。

病気にならない限り元が取れないので、病気になった時に備えて資産運用をしておくというのもありですね。

まとめ

ここまで自分の失敗談をもとに保険で資産運用をするべきではない理由についてお話してきました。

 

本記事のまとめ

・資産運用は保険ではなくインデックスファンドでやろう

・公的な制度や所属している会社の団体保険も調べた上で、必要な保証が不足している場合は掛け捨てで保険に加入するのはあり

少しでも本記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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ジョブママ

30歳外資系ITに勤務するOLです。 共働きの強みを生かして投信積立&個別株へ積極投資中。子育てをしながら経済的自由を手に入れるため、資産運用の実績やマネーリテラシーについての情報を発信しています。

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