こんにちは、ジョブママです。
私は投資初心者で特別な先見の銘があるわけではないですが、以前ブログに書いた「株を選ぶときのコツ5選」を実践し、実際に1年で資産が倍になった銘柄を紹介していきます。
株を選ぶときのコツが気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
1年で倍になった銘柄とその特徴
その銘柄は・・・ユーザベース(3966) です!
2019年11月に簿価2059円で500株買い、本日時点で3925円(➕90%)という結果になっています。簡単に企業情報をまとめました。
ユーザベース(3966)
●東証マザーズ上場
●時価総額:1441億円
●予想PER:-19.6倍
●PBR:24.6
●自己資本比率:28%
●売上高:12521(百万円)
●当期純利益:1620(百万円)
“経済情報で、世界を変える”をミッションに掲げビジネスパーソン向けの情報メディアを運営している企業です。
主なサービスは法人向け企業データベースSPEEDA、B2C 情報メディアNewspicksです。
創業者が元外資系コンサル出身で、新人の時にあらゆる企業の決算情報やニュースを様々なメディアを使ってまとめる作業をしていた中で、この単純作業をもっと効率化できないか?という悩みから起業するに至ったそう。
SPEEDAは営業マンの方なら使ったことがあるかも知れません。
商談の前にはその企業の情報を調べると思いますがSPEEDAを使えば簡単に決算情報やニュース、競合他社の情報など閲覧することができ資料化してダウンロードまでできます。
Newspicksはプロピッカーと呼ばれる人達が該当のニュース記事に対して分析をしている、という点が面白いし、ニュース記事が難しくて理解できなくてもピッカーの人の投稿を読めば分かりやすく解説されています。
人によって観点が違うので色んな見方をされていて面白い。
今はまだビジネスの世界では日経の朝刊を読んでその話題を営業先の社長にする、だが今後はNewspicksになるかも。有料コンテンツも豊富で話題の人が取り上げられており飽きないですよね。
直近の決算情報
ユーザベースは11/12に発表した第3四半期決算で、今後はB2B SaaS事業へ経営資源を集中させるためQuartz事業から撤退すると発表しました。
赤字が続いていたQuartz事業を売却することで、来期より約6億円のQuartz社に対するのれん償却費がなくなり収益改善が見込めることを受け、
同日6%株価が上昇しています。
B2B事業とNewspicksが好調ですね。コロナ渦で広告事業が不信な企業が多い中、
Newspicks事業は3Qに過去最高益を記録し4Qも連続で過去最高値を更新見込みとのこと。
New Schoolなど新規事業も順調に立ち上がっているようです。
赤字事業のQuartzは2Qに人員削減を押し進め、その結果赤字幅が大きく縮小しています。
※UZABASE Investor News 第3四半期決算説明会資料より抜粋
経営資源の選択と集中がスピード感を持って進められており、
株主総会で寄せられる全ての質問に対してしっかり回答しているというのも信頼できる企業だな、という印象を持ちますよね。
詳しい決算情報はこちらをご確認下さい。上記の内容もこちらから抜粋しています。
これからも期待できる?

これは東証マザーズ指数とユーザベースの指数を比較したチャートです。2020年8月以降ユーザベースがアウトパフォームしており、直近1年を見てみるとずっともみあってきたのが上振れていますね。
稼ぎ頭の事業が好調で新規事業も伸びてきているとのことで今後の決算も期待できることを考えるとまだまだ成長過程にある銘柄なのでは、と私は思います。
ちなみに、配当金はないのですが株主優待としてQuartzの年間講読料が半額になるチケットをもらいました。毎日朝と夕方の世界の経済情報がメルマガ形式で届きますので、英語の自己学習ツールとしても活用可能です。
最後に
投資は自己責任になり、特定の銘柄買い付けの勧誘するものではございません。
1年前と比べて2倍の成長をした銘柄ですが、赤字体制からの脱却が見えてきて、今後は成長フェーズに移行していけるのではと思っています。
ボラティリティは激しい銘柄ですが長い目でみると面白いのではないかと思います。